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フレーベル幼稚園の特長

公開日: : 最終更新日:2018/08/01 フレーベル教育

     

「子どもはあそぶことで人生を学ぶ」といったフレーベル。

その思想が息づくドイツ・フレーベル幼稚園の模様をご紹介します。

フレーベル幼稚園

地域密着の幼稚園

フレーベルの生地オーベル・バイスバッハはドイツ中部チューリンゲン州の山岳地帯にあります。

世界ではじめての幼稚園もまた、この地に誕生しました。

森林に囲まれたフレーベル幼稚園・保育園は、0~6歳までのおよそ60人の子どもたちが保育を受けています。

広範囲の地域からバスで送迎されてくる日本の幼稚園とは違い、3世帯家族の多いこの地域では、各家庭の祖父母が子どもと一緒に歩いて送り迎えをする姿が印象的です。

さまざまま素材の質感を体験できる庭


「kinder Garden(子どもの庭)」という言葉のとおり、フレーベル幼稚園の園庭には、大きな庭と、かつてフレーベルが子ども一人ひとりに与えたという50cm四方程度の畑状の庭が約20ほど(現在はクラスごとに管理されている)、そして大きな丸い庭がひとつありました。

 

フレーベル幼稚園の園庭の最大の特長は、なんといってもこの丸い庭。

この地方の草花や水辺の植生が再現された中に、砂利や小石、木など各種素材が埋め込まれた道とツタのトンネルが巡らされ、子どもたちは自然のさまざまな素材に触れながら、かくれんぼやおにごっこをしてあそんでいます。

 

砂場には、たくさんの松ぼっくりが埋められており、植物の少ない冬場でも砂を掘れば自然のものを発見できるアドベンチャー的なたのしさにあふれています。

 

植物の成長に自分の成長を重ね合わせて


フレーベルは、子どもが草花を育てることで、自分の成長を意識できるようにしたといいます。

フレーベル幼稚園に庭には、子どもたちがあそびながら自然にいのちの移り変わりを見出せるような工夫が随所に見られます。
そこにこそ大人の知恵があるように感じられます。

 

 

子どものあそび

「恩物」という積み木

フレーベルの考えた積み木、Spiel Gabeは「神様の贈り物」を意味し、日本では「恩物」と訳されています。

20種類あるうちの第1~第6恩物までは保育者と一緒に使うものとみなされており、子どもたちは見本をみてその真似をしてあそびます。

あそび方を覚えた子どもは、さらに自由につかえる積み木であそんでいきます。

積み木専用コーナー

この自由に使える積み木ですが、フレーベル幼稚園の特長的と言えるのは専用の積み木コーナーがあることです。

 

子どもたちは、小屋のような大きな構築物をつくり、さらにその中で自動車を走らせたり、人形を入れたりしてあそんでいましたが、専用のスペースがあるため、あそびが終わっても積み木を片付けることはしません。

自動車や人形は箱にしまいますが、構築物は壊さずに次の日もそこにありました。
つまり、子どもたちは前日の続きからはじめられます。
明日きても同じ場所にあるので、子どもたちは安心してあそび込むことができます。
継続性の中で集中力が身につくわけです。

子どもは秩序だったことが好き

フレーベルの積み木のよさは、木でできており面取りがあまりされていないことです。

 

安定性があり、積み重ねに向いています。
専用の箱がありますが、実はこの箱も大事な道具のひとつです。

 

一般的に、子どもは散らかすイメージがありますが、実は非常に秩序だったことが好きです。
箱に入ったものをだしてあそび、そしてまた箱に戻すと、ひとつの一体感のあるものになるということのなかに、子どもは喜びを見出すとされています。

分割されたものが、ひとつの一体感あるものを目指すことは、フレーベルの教育思想の根底にも流れているものです。

シンプルな形から複雑な造形物へ


フレーベルの積み木あそびには段階があります。

あそび始めは横に並べる。

次に積み上げていく。

それができるようになった子どもは、家の柱や道路など構築物をつくることに挑戦するようになります。

最初の頃は子どもも構築物に対するイメージが曖昧ですから、子どもだけに任せると、積んでは壊します。

ですので、大人は子どものイメージを助けるようにして、これは〇〇だよね?と新しいイメージを与えていくことが大事です。

フレーベルの子ども観と教育思想

 

まとめ

いかがでしたか?
日本とは違ったフレーベル幼稚園での子どもの様子。

とても興味深いものがあります。

クラスはみんなで一緒に・・・といった日本の幼稚園とは違った、子どもたちの個々にあそぶ姿が新鮮に感じられました。

「子どもはあそぶことで人生を学ぶ」。子どもの頃の経験が大人になるためにどれだけ大切であるかがわかります。

家庭での遊びにも生かしてみたいですね。
     

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