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18世紀 歴史から見る幼児教育

公開日: : 最終更新日:2019/03/25 世界の教育

     

幼児教育について議論されるようになったきっかけは、フランスの思想家ジャン=ジャック・ルソーの「エミール」といわれています。

ここでは、ルソーの生まれた時代から、歴史とともに幼児教育についてみていきます。

 

18世紀 世界の動き

1762年に刊行された、フランスの哲学者ジャン=ジャック・ルソーの小説風教育論、正式名称は『エミール、または教育について』。

近代教育学の古典であり、ルソーが教会と政府の追及を受け、逃亡・放浪生活を送ることになる契機となった著作でもあります。

1762年 ルソーが「社会契約論」「エミール」を出版する
1766年 キャプテン=クックによる世界周航(南半球の正確な海図の作成)-1779年
1769年 蒸気自動車が発明される
1770年 マリー・アントワネット(オーストリア)がルイ16世に嫁ぐ
1773年 プガチョフの乱 – ロシアでの大規模な農民の反乱-1775年

1774年 ゲーテが「若きウェルテルの悩み」を出版する
1774年 (スイス)ペスタロッチが孤児や貧困の子供のための学校を設立
1775年 アメリカ独立戦争-1783年
    ・イギリスとアメリカ東部沿岸(13植民地)の戦争
    独立の原因はイギリス本国から13植民地に対しての政策の失敗。
    (砂糖法、印紙法、タウンゼンド諸法、茶法など)
    ・イギリスの敗因は
    「フランス、スペイン、オランダがアメリカに援助」
    「アメリカ領土が広大」
    「アメリカとイギリス間の距離が遠い」などが挙げられる

1776年 アダム・スミスが「国富論」を出版する
1783年 パリ条約 – イギリスがアメリカの独立を認める
1790年 (江戸時代)湯島聖堂では朱子学以外の講義を禁止(寛政異学の禁)
1792年 (江戸時代)ロシアの使節ラックスマンが根室に来航する
1797年 (江戸時代)聖堂学問所が昌平坂学問所と改称され、幕府直属の学問
所となる
1800年 (スイス)ペスタロッチ スイス政府の依頼で全寮制の校長に就任
18世紀後半~ 産業革命
      ・世界に先駆けてイギリスで産業革命が始まる。
      飛び杼(とびひ)、紡績機、蒸気機関、鉄道などイギリスは世界
      の工場となる
18世紀後半~ 奴隷制への批判が強くなる

まとめ

人類が生まれてから、子育てというものは当然の如く行われてきました。

親が子を思い、そのために何かをしてやりたいという気持ちは時代が違っていても変わることはないでしょう。

そして18世紀になり、ようやく「教育」という言葉がうまれました。

時代、社会の変化とともに子どもに対する見方が変わってきたのです。

工場経営者であったロバート・オウエンは、工場で働く子どもの姿を見て児童労働の問題を改善しようとしました。

時代背景から、なぜ子どもに教育が必要になったのかを見ると、子どもは社会的にとても価値のある存在であることが分かります。

それと同時に子どもに対する教育というものの歴史がいかに浅いものであるかが分かります。

18世紀では「子どものあり方」について社会に疑問を投げかけた時代であったように思います。

18世紀の思想家

🔶 ジャン=ジャック・ルソー(1712~1778)
🔶 ヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチ(1746~1827)
🔶 ロバート・オウエン(1771~ 1858)
🔶 フリードリッヒ・フレーベル(1782~1852)

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